Lu マサチューセッツ工科大学で化学工学を専攻、その後スタンフォード大学で生物工学専攻。 Muneaki イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校で化学専攻、その後スタンフォード大学で化学を専攻。 Q1 なぜスタンフォード大学を選んだのか Lu:Stanford大学に決めた理由はより創造的思考とビジネスを学びたかったからであり、特にこの大学のデザインスクール(経営者志望の学生のためのデザイン思考を育成するスクール)で学びたかったからだ。 ※デザイン思考; 企業経営とは事前にきちんとした計画を立て、それを間違いなく実行すること Muneaki:化学が世界一のUCバークレーと、いろいろな機会があるStanford大学の2つの選択肢があり、父親の勧めもありこの大学に決めた。 Q2 いつ学部の専攻を決めたのか Lu:大学1年生の最後に進路セミナーがあり、当時はとりあえず化学工学を選んだが、研究者にはなりたくなった。 Muneaki:高校4年生は科学がやりたかった。父に相談したところ好きな分野をやればよいのでは、と言われ当時好きだった科学を専攻した。 Q3 今後何がしたいか Lu:大学に入るまではアカデミックの世界に行きたかったが、今はまだ決めかねている。大学4年くらいからStanfordでいろいろな考え方、選択肢があり進路に迷った。今はベンチャーやビジネスに興味があるため迷っている。 Muneaki:将来の収入などの困難があることは知っているが、研究の世界で生きていきたい。 Q4 研究する中でどのようにお互いを助けあっているか Muneaki:Stanford大学には様々なバックグラウンドの人がおり、かつ研究室も仲が良いため、分からないことはみんなで教えあっている。 Q5 いつ生物に興味が湧いたのか Lu:以前は化学工学専攻だったが、遺伝子工学にも興味が湧いてきたため。 Muneaki:高校までは全く生物に興味がなく、授業も取ったことがなかった。しかし生命を理解する上で生物学がどんどん面白くなった。 Q6 アメリカでは男女は平等だと思いますか Lu:アメリカは男女のバランスがすごく良いと思う。日本と同じように卒業後にすぐに専業主婦になる人もいるがすごく少ない。 Muneaki:アメリカでは平均収入が40年くらい上がっておらず、共働きをせざるを得ない。しかし育児休暇を取ると大変だと思う。 Lu:Stanford大学は1年育児休暇すると、任期を1年延ばしてくれる制度もあるからできないことはないと思う。 Stanford大学の研究室は様々な分野の人が集まっているため、物事をいろいろな角度が見られる点が日本と違うと思いました。また自分の好きなことを楽しんでいるLuさんとMuneakiさんはとても輝いて見えました。
reported by Nagata Nonoka Comments are closed.
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September 2011
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