“与えられたレールの上を行くのではなく、自分がやりたいことをする”と大学での英語の先生に叱られ目が覚めたという湯澤さん。その後科学者になることを決意し、素晴らしい研究や研究者を見てみたいという思いで、アメリカに来られた。日本を離れたことで、彼の中の母国に対する気持ちが変わっていったという。“日本とアメリカだけでなく、他の国とも比べるようになった”と話す。将来の夢は、日本に貢献する事。実は来月からスタンフォード大学を去り、今まで研究してきた酵素反応とは違う、バイオ燃料の研究をバークレー大学で始めるそうだ。
現在、時間の許す限り学生を対象に講演をしている。学生には、自分が本当にやりたい事をみつけ、それに向かって進んで欲しいという。自分の夢とともに、次の若い世代に情報を投げかけている。そこでも、また新たな出会いがあるだろう。 湯澤さん経歴: 1999年 豊明高等学校卒業 2003年 名古屋工業大学工学部応用化学科卒業 2005年 名古屋工業大学研究科物質工学専攻修了 2009年 東京大学工学系研究科化学生命工学専攻修了(管裕明研究室)、工学博士 2009年4月~2010年9月 Stanford University 博士研究員(Chaitan Khosla研究室) 2010年10月~ UC Berkeley 博士研究員(Jay D. Keasling研究室) reported by 河野大樹 Comments are closed.
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September 2011
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