「海外に出て学ぶということが認められて、日本の国益として考えられるシステムになって欲しい。」と、留学に対しての思いを語ってくれたのは、スタンフォード大学の神経生物学科で研究している加藤さんだ。アメリカでは日本に比べてトレーニングのコースが充実しており、プレゼンだけでなく、グラントの申請書類のトレーニング等も受けられるそうだ。将来はアメリカの大学で教員としてやっていきたいと語ってくれた。インタビューでは考え深いコメントもあるが、非常にポジティブな方であり目標に向かって全力で努力している、というのがよく伝わってきた。
日本の研究室の特徴として、すべてがひとつの研究室で出来てしまうのに対して、アメリカの研究室ではひとつの研究室で出来ることが限られている。一見不便なように思えるが、これによって他の研究室とのコラボレーションが増えてネットワークも増えて行くという仕組みが非常に面白いと思った。 ※質問が一部表示されない場合があります。 質問1:日本とアメリカの研究室の違いはなんですか? 質問2:英語でのコミュニケーションで困ったことはありましたか? 質問3:どのように英語を克服されたのですか? 質問4:英語のプレゼンはどのように練習されているのでしょうか? 質問5:日本人研究者の強みと弱みはなんでしょうか? 質問6:今後の目標を教えてください。 質問7:日本の若者に一言お願いします。 加藤さんの経歴: 1993年 - 1998年 京都大学ウイルス研究所(大学院) 1998年- 2000年 理化学研究所脳科学総合研究センター(研究員) 2000年- 2002年 京都大学生物物理(ポストドクトラルフェロー) 2002年- Stanford University, Neurobiology(ポストドクトラルフェロー) Posted by 白川宏昭 Comments are closed.
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September 2011
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