大日本住友製薬、ボストンバイオメディカル社を$2.6Billionにて買収
ボストンバイオメディカルはがんの幹細胞をターゲティングする抗がん剤2製品を臨床開発中。2社は2011年にBBI608に対する開発提携を締結していた。この度の買収により、住友製薬は$200Millionの初期支払を行い、開発及び商業化におけるマイルストンを含めると総額$2.6Billionの買収になる。 マッケソンはカナダのドラッグトレーディング社を$918Millionにて買収 ドラッグトレーディング社はカナダに1000店以上の薬局店網をもつドラッグ販売会社。当買収によりマッケソンはカナダですでに主要なドラッグ販売ビジネスの一層の強化を図るのが目的。 ファイザーとワイエスはインドのサンファーマシューティカルから$960Millionの損害賠償を受ける インドのもっとも利益率の高いジェネリックメーカー、サンファーマシューティカルはワイエス社が開発したプロトニックスについて、ジェネリックバージョンの特許訴訟が解決する前に販売を開始したとして、損害を求められていた。ファイザーから買収される前のワイエス社のトップセラーであるプロトニックスは抗胸やけ剤(制酸剤)。 バイオジェンアイデックはストロメディックスを$562.5Millionで買収 ストロメディックスは線維症と臓器不全用治療薬を開発する医薬品会社。STX-100は臨床フェーズ1相で抗線維症に対して良好な結果得られており、現在第2相にて特発性肺線維症の患者に対して評価が行われている。 初期支払は$75Million,開発および承認マイルストンで最高$487.5 millionが支払われる。 スレッシュホールドファーマはメルクKGAとがん治療薬開発提携、$550Million 当提携ではスレッシュホールドファーマのTH-302、現在臨床第3相の共同開発となる。TH-302開発は軟細胞サルコーマの患者に対する有効性を評価するもの。同時にすい臓がんについて第2相、他固形腫瘍、血液がんなどについても臨床にてテストが行われている。 アポテックスはジェネリックのプラビックスに対する支払としてサノフィとブリストールマイヤースクイブに$445Million支払 サノフィとブリストールマイヤースクイブ両社に対して、プラビックス特許の侵害に対するダメージに対し、米国政府裁判所はアポテックス社に損害賠償を認めた結果の支払が行われたもの。10年もの歳月を費やした複雑な当特許訴訟が終了となった。 アンジオケムはグラクソスミスクラインとリソゾームストーレッジ疾病について共同研究開発提携、$331Million 当提携により、アンジオケム開発のBBB透過性新規化合物を中枢神経病の酵素補填、リソゾームストーレッジ疾病治療に適用として開発を目指す。初期支払として$31.5Million、他マイルストンとして$300Millionをグラクソからアンジオケムに支払われる予定。 リソゾームストーレッジ疾病は遺伝子疾患の難病に指定されている。 インパックスファーマはアストラゼネカのゾミッグ米国商業権を取得;$130Million支払 インパックスファーマはブランド医薬品ゾミッグの米国ライセンスを取得。2012年度に$130Millionをアストラゼネカに支払い、その後はロイヤルティを支払う予定。 ゾミッグは2011年9月までの1年間に$163Millionの売り上げを記録しており、経鼻スプレイは2021年まで特許が有効。 ファイザーインドは動物ヘルス部門を再編された独立会社に売却;$90Million 親会社のファイザーによる組織変更により、インドの動物ヘルス部門はコアビジネスである医薬品部門から切り離し、独立の会社として運営していく。当部門はトータルセールスの13%を占めている。 |
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January 2016
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