ロイヤルティファーマ、エランファーマ買収オファー;$6.5Billion
エランファーマはバイオジェンアイデックに多発性硬化症薬サイボリを$3.25Billionで売却し、その資金で会社立て直しのために、外部より医薬品をライセンスする計画であった。ロイヤルティファーマはエランの経営陣は現在までに経営に大きく反映する医薬品をライセンスした経験がないとし、得られた資金を有効に活用することに疑問視、自社がエランファーマを買収するオファーを出している。 バイオジェンアイデック、エランのサイボリ権利を買収;$3.25Billion エランファーマは年間$1.6Billionの売り上げの多発性硬化症医薬品サイボリを権利をバイオジェンアイデックに譲渡する。エランは当資金にて会社のパイプラインを充実させるのが目的。 ファイザー、ゾーティスのIPO 上場に伴い$2.24Billionの資金調達を行ったファイザーの動物部門ゾーティスは上場初日株価の19%上昇となった。ゾーティスはグローバル動物ヘルス市場$22Billionのうち、20%の市場を占める(2011年度売上$4.3Billion). カーディナルヘルス、アスラメッドを買収;$2.07Billion 北米で2番目の医薬販売メーカーのカーディナルヘルスはヘルスケアプロダクトのホームデリバリーサービスメーカーであるアスラメッドを買収。アスラメッドは年間売上$1Billion。カーディナルヘルスは近年7社を買収してきている。 ミラン、ストライドアコラボリミテッドの注射部門を買収;$1.6Billion 当買収によりミランは注射用医薬品の売り上げを倍増し、急速に進展している市場のシェアを広げた。ミランの当部門は注射用医薬品700種、開発品350種となる。 エラン、自社株買い;$1Billion エランはサイボリの売却により得た資金で当社16%の株を$1Billionにて買い戻すとする。エランはジョンソン&ジョンソンとファーザーが開発するアルツハイマー薬の権利の一部を保持。当薬は昨年臨床試験で有効性が確認されなかった。また、ELND005、双極性障害治療薬の臨床開発中。 グラクソスミスクラインはインドのコンシューマー部門のシェア拡大に$900Million投資 インドの子会社のシェアを72.5%に拡大し、非処方箋薬のエマージング市場におけるビジネスの拡大に力を入れていく方針。 ジャブリ、ニプロを買収;$665Million ジャブリは宇宙機器ヘルスケアのプロダクト製造メーカー。ニプロはヘルスケア、パッケージング、電気製品分野におけるプラスチップ製造メーカー。この度ニプロの買収により、ジャブリは一層ヘルスケア市場のビジネスを拡大する。 ライセラ、メルクと提携;$600Million 当提携は2011年に締結した、レチノイン酸関連のオーファンレセプターをターゲットとした医薬品開発協定をベースとして、免疫疾患の低分子医薬品研究開発提携を新たに組む。当提携によりライセラは初期支払マイルストンをメルクから受け取る。 クインタイル、上場ファイリング;$600Million 医薬品会社に対して臨床試験サービスを行うクインタイルは上場の手続きを行い、$600Millionの資金調達をする計画。1982年設立クインタイルは1997年に株式上場を行った後、2003年にプライベート化。この度再度上場をする。2011年度の売り上げは$3.7Billion. ロッシュ、キアズマと開発提携;$600Million 当提携の医薬品はキアズマの開発するオクトレリオン、経口用ソマトスタチンアナログ(オクトレオタイド)。注射用医薬品は現在市場で神経内分泌腫瘍治療薬として使用されている。オクトレリオンは現在臨床試験第3相。キアズマは注射のみでしかデリバリーできない医薬品の経口用デリバリーのテクノロジーの開発、及び医薬品の開発を行う企業。 レキットベネキサーはブリストールマイヤースクイブとOTC医薬品にて契約;$482Million 当契約では3年間ブリストールマイヤースクイブの南アメリカ(おもにメキシコとブラジル)で売られているOTC医薬品についてレキットベネキサーに独占的商業権を与えるもの。ブリストールマイヤースクイブは戦略としてイノベーティブ医薬品に特化していくとしている。 Comments are closed.
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January 2016
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