ジョンソン&ジョンソンは臨床検査ユニットの売却検討開始;$5Billion
オルソダイアグノスティクスユニットは血液スクリーニング製品とラボラトリー血液検査からなるビジネスにておよそ$5Billionと試算されている。当 売却検討にはJPモルガンが担当する。当部門の今年の売り上げ予測は$400Million-$500Million。当部門は近代の分子診断テストと比 較して古いテクノロジーであるのと利益率が低いといわれている。当社の分子診断テスト部門の売り上げはおよそ$2Billion. ローエン-クリニクムは病院ビジネスをフレセニウスに$4Billionにて売却 ローエン-クリニクムの売上の2/3を占める43の病院および15の診療所を売却することになった。両社はお互いのビジネスを合弁することを長い間検討してきており、統合により全国にネットワークをもち、自社の医療保険を提供できる私病院となる。 KKRは北米パナソニックアメリカヘルスケア部門を買収;$1.67Billion パナソニックヘルスケアはメディカル用デジタル記録システムおよび血糖計測器などを販売しており、当買収はKKRにとって一番大きな日本での買収となる。パナソニックは買収後に20%の株を保持し、KKRよりグローバルオペレーションやビジネスの経験を得ることが狙いとする。 ストライカー、マコサ―ジカルコープを買収;$1.65Billion マコサ―ジカルコープは2004年設立、整形外科手術介助ロボットの開発メーカー。膝関節インプラントや腰置換手術に使用される。ストライカーは世界第2の整形外科デバイスメーカー。 大塚製薬、アステックスファーマを買収;$886Million アステックスファーマはダコジェン、骨髄異形成症候群(白血病の一種)を販売。また当社は白血病、子宮がん、前立腺がん、肺がんなどの治療薬を開発中。大塚製薬は現在ブロックバスターであるアビリフィーの特許切れに備えて後続品を獲得するのが狙い。 アブリンクスはアブヴィ―と炎症疾患治療薬開発提携;$840Million アブリンクスが開発をしている抗IL-6R抗体、ALX-0061につき、炎症疾患治療薬を開発することを目的として、アブヴィ―(アボット社の薬品部門スピンアウト)と提携を行う。アップフロント支払いとして、アブリンクスは$175Millionを受け取り、開発マイルストーンなどで$665Millionを受け取る予定。 グリーンメディカルテクノロジーズは私企業化;$644Million ビスタエクイティパートナーズによりグリーンメディカルテクノロジーズはプライベート化することに決定した。グリーンメディカルテクノロジーズはクラウドベースのプラットフォームシステムをヘルスケア業界に提供するソフトウェア企業にて、2012年2月に株式公開をしたばかり。株価は上場以来12%減となっていた。 バイオメルーはバイオファイヤーダイアグノスティクスを買収;$450Million バイオファイヤーはマルチプレックスPCRアレイシステムを開発、感染症などの分野での診断薬を提供している診断薬メーカー。バイオメルーは戦略的に感染症のリーディングカンパニーになることを強化していくため、当買収を実行した。 ロッシュ、イノビオファーマとワクチン開発提携;$422.5Million 当提携によりロッシュはイノビオのDNAベースの前立腺がんワクチン、INO-5150、およびB型肝炎ワクチン、INO-1800のライセンスを取得する。当提携によりイノビオファーマはアップフロント支払いとして$10Millionを受け取り、他マイルストーンなど$412.5Millioを受け取る。 アブヴィーはガラパゴスと嚢胞性線維症にて提携;$405Million ガラパゴス開発中F508del とG551D、嚢胞性線維症患者の遺伝子変異たんぱく質の機能正常化にする医薬品につきアブヴィーと提携を行う。当提携のよりガラパゴスはアップフロント支払いとして$45Millionを受け取る。その他$360Millionを開発等のマイルストーンにて受け取る予定。 Comments are closed.
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January 2016
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